オンラインによる医師面談のメリット

弊社は整形外科専門医が創業しました。
最近は整形外科以外の様々な診療科領域の鑑定を承っています。
医師面談の依頼もたくさんいただいています。
医師面談は直接専門医と話すことができるので、方向性を決めるために多くの質問をしたい場合にはとても役立つと考えています。
また、カルテ画像精査や医学意見書などの文書での回答と異なり医師の回答の温度感がわかるのも良いところだと感じています。

弊社の医師面談は、整形外科領域以外のご相談に関しては弊社の白井と各診療科の専門医で対応させて頂いております。
ご依頼を頂く先生も各診療科の専門医も全国に分散しておりますので、一堂に会することが困難のため、オンラインによる医師面談を行っています。

リアルでお会いした方がお互いの安心感が増しますが、最近オンライン医師面談について気づきがありました。

それは画像鑑定がスムーズに進むと言うことです。
医師面談で頂くご質問中には画像についてのご質問が含まれることがほとんどです。
医療用画像はデータ容量が大きいことで知られています。
特にCTやMRI画像のデータ容量が大きいです。
リアルの面談で医療画像CDを受け取ったあとで画像鑑定をするためにデータを読み込むと、データの読み込みに10-15分程度要することがあります。
画像CDの枚数が多いと、画像データを読み込むのだけでも多くの時間を要します。

一方でオンライン面談の際は事前に画像データを共有いただくため、弊社にて事前に画像データの取り込みが可能です。
画像データを取り込んだ状態での医師面談では必要な画像を瞬時に画面共有することができます。
このため、医師面談の時間を他の質問をするのに使うことが可能となります。

弊社では医師面談も積極的に承っております。
お気軽にご相談ください。

白井康裕

このコラムの著者

白井 康裕

【経歴・資格】
・日本専門医機構認定 整形外科専門医
・日本職業災害医学会認定 労災補償指導医
・日本リハビリテーション医学会 認定臨床医
・身体障害者福祉法 指定医
・医学博士
・日本整形外科学会 認定リウマチ医
・日本整形外科学会 認定スポーツ医

2005年 名古屋市立大学医学部卒業。
合同会社ホワイトメディカルコンサルティング 代表社員。
医療鑑定・医療コンサルティング会社である合同会社ホワイトメディカルコンサルティングを運営して弁護士の医学的な業務をサポートしている。

【専門分野】
整形外科領域の画像診断、小児整形外科、下肢関節疾患