第96回 日本整形外科学会学術集会へ参加しました!

代表の白井です。

2023年5月11日から5月14日まで開催された日本整形外科学会学術集会へ参加しました。

 

コロナ禍で学会がリアルで開催されるのは、4年ぶりとなります。

私自身も2019年以来4年ぶりくらいの学会参加となりました。

 

日ごろから整形外科領域の新しい知識をアップデートしていますが、やはり整形外科領域の中でもさらに多岐にわたる専門分野の第1人者の先生の講演などで勉強することは非常に効率が良いと再認識しました。

学会場で整形外科医たちが意見を出し合い討論する姿を見て胸熱な気持ちとなり、私もその討論に少し参加させていただきました。

 

今回私が最も注目していたのは下記題名のシンポジウムです。

 

交通事故診療を究める整形外科医を目指して ~交通事故診療の疑問に応えます~

 

整形外科の学会の中でも最高峰である日本整形外科学会学術集会で交通事故診療に関するシンポジウムが組まれることは驚きでした。

シンポジストは開業医の中でも交通事故診療のエクスパートの先生や弁護士の先生がいらっしゃいました。

外傷性頚部症候群の症状固定においては治療内容が変わらくなって2か月程度で症状固定と判断しても良いのではないかという提言がなされていました。

症状固定の概念は法的概念であり、臨床医からすると判断しづらい概念でもあるので、参加した整形外科専門医たちの啓蒙が進んだのものと思われます。

 

今後も整形外科領域の知識を常にブラッシュアップしていきます。

ぜひ、医学的にお困りのことがございましたら弊社へ御相談ください。

白井康裕

このコラムの著者

白井 康裕

【経歴・資格】 ・日本専門医機構認定 整形外科専門医 ・日本職業災害医学会認定 労災補償指導医 ・日本リハビリテーション医学会 認定臨床医 ・身体障害者福祉法 指定医 ・医学博士 ・日本整形外科学会 認定リウマチ医 ・日本整形外科学会 認定スポーツ医 2005年 名古屋市立大学医学部卒業。 合同会社ホワイトメディカルコンサルティング 代表社員。 医療鑑定・医療コンサルティング会社である合同会社ホワイトメディカルコンサルティングを運営して弁護士の医学的な業務をサポートしている。 【専門分野】 整形外科領域の画像診断、小児整形外科、下肢関節疾患