労災事案の鑑定も増えてきました!

弊社の鑑定でご相談が多い事案は交通事故事案が最も多いです。
これは、代表が整形外科専門医であることが大きな要因です。
しかし、最近は自動車の性能向上の影響か交通事故事案の鑑定は横ばいとなっており、労働災害に関する鑑定の相談が増えてきています。

骨折や脊髄損傷などの整形外科領域の事案もありますが、労働災害の鑑定に関しては内科的な領域の鑑定も多く存在します。

・大動脈解離や心筋梗塞など ⇒循環器内科
・塵肺           ⇒呼吸器内科
・過労による自殺      ⇒心療内科あるいは精神科

労災の認定においては労災医員という医師が認定に関与しているので、自賠責ほど認定の内容が医学的に逸脱しているということはあまりない印象です。

しかし、各地方の労災医員も人であり、厳しく認定する医員も、適正に認定する医員もいるようです。
厳しく認定する医員の認定には医学的にも厳しすぎるのではないかというケースも存在します。

弊社では各領域の専門医が医学的に適正な鑑定対応をさせていただきます。
労災事案の後遺障害の認定内容に関して、疑問点がある場合はぜひ弊社にご相談ください。

白井康裕

このコラムの著者

白井 康裕

【経歴・資格】 ・日本専門医機構認定 整形外科専門医 ・日本職業災害医学会認定 労災補償指導医 ・日本リハビリテーション医学会 認定臨床医 ・身体障害者福祉法 指定医 ・医学博士 ・日本整形外科学会 認定リウマチ医 ・日本整形外科学会 認定スポーツ医 2005年 名古屋市立大学医学部卒業。 合同会社ホワイトメディカルコンサルティング 代表社員。 医療鑑定・医療コンサルティング会社である合同会社ホワイトメディカルコンサルティングを運営して弁護士の医学的な業務をサポートしている。 【専門分野】 整形外科領域の画像診断、小児整形外科、下肢関節疾患