膝半月板損傷の事案で非該当から12級相当の後遺障害の認定が出ました!

最近、弊社へ依頼を頂いた弁護士からうれしい連絡がありました。
弊社が医学意見書を作成した膝の外傷の事案で、非該当と認定されていた事案が、裁判所からの半月板損傷があるため12級を認定する和解案がでたということです。

もちろん、依頼をいただいた弁護士の先生が訴訟で尽力されたことは間違いありません。
しかし、弊社の半月板損傷が存在するという医学意見書が少しでも交通事故被害者の役に立てたということはやはり嬉しいことです。
依頼といただいた弁護士の先生方も依頼者の了解を得ないといけないため、弊社で鑑定対応したすべての事案で結果の連絡を頂けるわけではありません。
そのため、鑑定に携わった事案の結果を弊社では常に気にかけております。
良い結果を得られたという連絡をいただくと喜びもひとしおです。

今回の半月板損傷の事案は、膝のMRI画像所見だけでなく、膝に体重が負荷した状態で膝を捻るという半月板損傷の受傷機転も検討しながら鑑定対応させていただきました。

今回のご連絡で半月板損傷の認定に関する知見を蓄積することができました。
弊社では、整形外科専門医の中でも、膝関節を専門とする医師が鑑定対応することも可能です。

膝の後遺障害でお悩みのケースがありましたら、ぜひ弊社にご相談ください。

白井康裕

このコラムの著者

白井 康裕

【経歴・資格】
・日本専門医機構認定 整形外科専門医
・日本職業災害医学会認定 労災補償指導医
・日本リハビリテーション医学会 認定臨床医
・身体障害者福祉法 指定医
・医学博士
・日本整形外科学会 認定リウマチ医
・日本整形外科学会 認定スポーツ医

2005年 名古屋市立大学医学部卒業。
合同会社ホワイトメディカルコンサルティング 代表社員。
医療鑑定・医療コンサルティング会社である合同会社ホワイトメディカルコンサルティングを運営して弁護士の医学的な業務をサポートしている。

【専門分野】
整形外科領域の画像診断、小児整形外科、下肢関節疾患