日本整形外科超音波学会学術集会に参加しました

7月6日―7日に名古屋で行われた日本整形外科超音波学会学術集会に参加してきました。
この学会は名古屋市立大学整形外科の先輩である至学館大学健康学部健康スポーツ学科の後藤英之先生が主催されました。
後藤英之先生は大学時代に股関節の超音波画像に関する論文を執筆した際に、いろいろとアドバイスを頂き共著者となって頂いた先生です。

Reproducibility of acquiring ultrasonographic infant hip images by the Graf method after an infant hip ultrasound training course.
Shirai Y, Wakabayashi K, Wada I, Goto H, Ueki Y, Tsuchiya A, Tsuboi Y, Ha M, Otsuka T.
J Med Ultrason (2001). 2018 Oct;45(4):583-589.

整形外科領域の交通事故の後遺障害の認定においては、画像所見として現在はMRI所見を重要視しているようです。しかし、診療の現場では靭帯や筋肉や腱の損傷の診断に対し近年は超音波画像を使用する機会が多くなってきました。
整形外科の病院やクリニックでは、超音波画像診断装置は急速に普及されつつあります。
今後交通事故の後遺障害の診断に超音波画像所見が重要視される時代も近いと考えられます、

弊社にも、最近超音波画像所見についてのご相談が増えてきています。
超音波の画像所見に関しても、弊社は学会等で知識をアップデートしております。
お困りの際はご相談ください。

白井康裕

このコラムの著者

白井 康裕

このコラムの著者

白井 康裕

【経歴】
平成17年 名古屋市立大学医学部卒業
その後、クリニック・中小病院から高度医療機関・大学病院まで様々な病院で勤務や研究に従事し、多数の資格を保有。
現在も複数の医療機関にて非常勤の整形外科専門医として勤務している。
【専門分野】
整形外科領域の画像診断、小児整形外科、下肢関節疾患