膝の後遺障害と半月板断裂

膝関節痛や膝の可動域障害が後遺障害として残存したにもかかわらず後遺障害の認定がされていない事案の相談が弊社にはよくあります。

そのような事案の中には膝関節MRI画像で明らかに半月板断裂の画像所見があるのに“外傷性の所見は認められず”という内容で認定されていない事案があります。

近年、半月板断裂の画像診断においてはMRIがゴールドスタンダードになっています。

MRIのT2*強調画像が半月板断裂の診断に用いられることが多いです。

半月板は正常ではMRIのT2*強調画像で黒く描出されますが、半月板に損傷があると黒く描出される半月板の中に白く描出される部分が出現します。

このように半月板断裂には、それを評価するのに適した画像所見の条件が存在します。
弊社では、半月板断裂の画像所見があることを医学意見書で指摘して、非該当から12級の認定へと変わった事案なども経験しています。

膝の後遺障害の事案でお困りでしたら、ぜひ弊社へ御相談ください。